ガリレオ・ガリレイ  (1564年2月15日1642年1月8日)

ガリレオの意識は、宇宙的に拡大している意識です。
その拡大意識も、頭の中のどこかにポイント的に集中しているのではありません。
けっこう面白い集中です。
どうしてこうなってしまうのか、天体観察をしている人でもこのような集中の型を持った人は少ないと思うのですが。

ガリレオの集中は、前面からずっと宇宙の彼方に意識が拡大していますが、頭の中は顔の前面から後頭部にかけて、湾曲したアンテナのような形になっています。
天文台にある宇宙望遠鏡のアンテナのような形です。
だいたい想像が付くと思います。
それ以外は、何の集中もありません。
ガリレオの集中は宇宙的ですから、「無」というよりは軽く澄んでいる感じです。

ガリレオの集中はこれだけで、それより高度な意識は感じません。
これは仕方ありませんが、宇宙的といってもその意識拡大は限界を感じます。
無限的意識拡大ではありません。

ガリレオはいろいろな抵抗勢力によって大変な目に遭っていました。
経済的考えても、本当に大変だっただろうと思うのですが、本人の意識はさほど・・です。
苦痛といった感じもほとんど出ていませんので、晩年までは好きなことをやっていられたので満足していたのかもしれません。

晩年までと言ったのは、ガリレオは晩年に両目を失明しているからです。
では、ガリレオがこの世を去る1年前、1641年になりますが、そのときの意識状態はどうであったかリーディングしてみました。
このときのガリレオの意識を天体望遠鏡に例えると、前面のレンズの前にND(減光)フィルターをかぶせているような状態になっています。
要するに、夜空の遠い星からの光がこのフィルターで遮られているといった状態です。
この時には、頭の前面(意識)に遮断のくもりが出ていたのです。

ガリレオは、天体研究も自分の人生も、その終焉に気づいていたはずです。


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